登録カテゴリー:生活意識(ライフプラン)
2018年 50代・60代の働き方に関する意識と実態
今回の調査は、「役職定年」や「定年後の継続雇用」など中高年の就労における節目での働き方や収入の変化、定年制度に関する意識や実態などを明らかにすることを目的としています。
就労者自身のライフプラン設計、さらには企業における高齢社員のいっそうの活躍に向けた取組みの参考になれば幸いです。
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主な内容
- 役職定年で4割の人の年収が半分未満にダウン
- 役職定年に伴い年収減となった人のうちの6割がモチベーション低下
- 役職定年の際の所属異動は、「なかった」人のほうが満足している割合が高い
- 定年前正社員の8割が、定年後も働くことを希望
- 50代は男女とも7割が、定年後の働き方として「継続雇用」を希望
- 定年後も働いている理由のトップは、60代前半は「日々の生計維持」、60代後半は「生活のハリ・生きがい」
- 完全引退(収入を伴う就労をやめること)をしたくない男女は4人に1人
- 継続雇用者は会社から「専門知識・ノウハウの提供」「後進の指導・助言的役割」を期待されていると認識 ―― 定年前正社員と変わらず ――
- 人事考課のある継続雇用者のうちの6人に1人が、考課の結果は処遇に反映されないと認識
- 定年直前に比べて年収が50%未満に減少している人は継続雇用者全体の4割
- 定年制度が「あるほうが良い」と思う男性6~7割・女性5割
- 定年制度があるほうが良いと思う理由は「体力・健康面が衰えるから」、ないほうが良いと思う理由は「働きたいだけ働けるから」