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2014年 介護の不安に関する調査

2014年3月、全国の20歳から69歳の男女を対象に、介護の不安をテーマとする調査を実施しました。

自分が将来“介護する”場合と“介護される”場合を想定すると、それぞれどのような不安があり、その不安はどの程度なのか。また、介護の不安には、介護経験者と未経験者にどのような違いがあるのかなどについて、幅広い結果が得られました。(回収数6,195人)

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主な内容

自分が将来介護すると思う相手(介護未経験者のみ対象)

  • 女性が将来介護すると考える相手は平均「2人」で、男性の「1.4人」を大きく上回る
  • 女性の4人に1人が「姑」、5人に1人が「舅」の介護を想定

自分が将来介護する場合の不安(介護未経験者のみ対象)

  • 介護経験のない男性の約4割、女性の約半数が「自分の経済的負担」に大きな不安
  • 将来介護する際に特に不安なことは、「介護費用」と「介護相手の認知症」

将来自分を介護してくれると思う人

  • 介護を経験した男性は、自分は「妻」に介護されるだろうという気持ちが増加
  • 介護経験者の約3割、未経験者の約4割が、将来自分を介護してくれる家族・親族を想定できず
  • 女性の約2割が、将来自分を主に介護してくれると思うのは「娘」

自分が将来介護を受けることになった場合の不安の大きさ

  • 介護未経験の女性の半数近くが、将来自分が介護を受けることが「とても不安」
  • 女性は介護経験により経済的負担への不安が減少、男性は変化なし

自分が将来介護を受けることになった場合の具体的な不安の内容

  • 介護を経験した女性は、認知症になった自分を介護してもらうことへの不安が増加

姑を介護する嫁の不安と苦労

  • 嫁は予想より高い確率で姑の介護に深く関与
  • 姑を介護した嫁の半数以上が、姑との人間関係に苦労

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